戦闘を終えると、記録を再検索することが多くなりました
日記というのは、そのためにも有用であると判断できます
博士が私に日記をつけさせたのは、このような意図があったのでしょうか
今となっては分からないことですが、
日記をつけていることを良いことだと判断できます
博士は研究所を出たとバイトさんから聞きましたが、
元気でやっているでしょうか
彼にはお世話になったと言えるので、
今度会ったら、久しく作っていない手料理をふるまうとしましょう
生き残った隊員さんたちはどうでしょうか?
彼らは今戦闘に参加していないはずです
ならば命を減らすことはないでしょう。訓練で疲れてはいそうですけれど
菜園は上官に頼みましたから、きっと野菜は順調に育っているでしょう
彼は周りから距離を置かれがちでしたから、
菜園の手入れをすることで少しは打ち解けられているといいです
改めて、認識します
全てのものは、私がここで、別の全てを破壊する限り、守られるのだと
守るために、守るものを破壊する
人類が今さら手を取り合えるのであれば、何百年と昔から手を取り合っているでしょう
何かに、そう記述されていました
ひときわ大きな戦闘がありました
たった一度で全てのパーツを換装です。相手も、あとがないのかもしれません
メンテナンスを終え次第、本日の行動を終了いたします
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