本日は、猫をどうするかを計算した、の一言で片づけられる日でした
私が再起動したとき、黒猫はバイトさんとにらみ合っていました
バイトさんは中腰になって、右手に持った魚の切り身を猫の前にぶら下げます。たぶんアジです
猫はそれに爪を引っ掛けようとして、バイトさんにかわされる、という動作が繰り返されています
しかしバイトさんは起動した私に気づくと左手を上げると、
猫に魚を奪われ、ついでに手も引っ掻かれて叫び声をあげることになりました
また、昼食の作業と充電を終えて廊下に出ると、どこからか黒猫が現われて、
しかし私の足元に来ることはなく、走り去って行きました
わずかに遅れて、数人の隊員さんたちが廊下を通過します
一人を呼びとめ、何を急いでいるのかと尋ねると、
肉が、肉が! と、意味の分からないことを言いながら、話も途中に走り出してしまいました
昨日は鶏肉が支給されていたとはいえ、
最近は野菜が多いですから、飢えてしまうものなのでしょう
彼らの行為と、関係あるでしょうか?
今日もまた菜園で水をやっていると、鳴き声が聞こえました
以前と同じように、屋根の上から猫が身を躍らせます
果たしてここの警備が杜撰なのか、それとも、猫程度なら別に入ってきてもいいのか
判断が難しいところなので、一度バイトさんに聞いてみてもいいかもしれません
駆けよってきた猫を抱きとめて、雑草を取り除いていきます
やや動きには制限がつきますが、根本的には問題はありません
猫も何か思うことがあったのか、夜になると自然と現れなくなりました
もしかすると菜園にいるのかもしれませんが、
外で休止モードに入るのは私の安全を条件とすると、適切とは言えません
従って、本日は室内で日記をしたため、行動を終了します
Copyright(c) 2010 YOSHITOMO UYAMA all rights reserved.